【周辺視野をとれっ！】 タロットに聴く人生のヌケミチ「金貨の２」36/78

こんばんは！

芦屋で人生を変えるタロット占い（講師）・ビリーフチェンジをやってます、まゆちんことかげした真由子です。

さて、

タロットに聴く人生のヌケミチ　
ようやく半分までやってきました。

本日もおつきあいくださいませ。

本日のカードはこちら↓

食おうとしております。

さて、この、ペンタクルスの２は、見た目の通り、金貨の２です。

お金といえば
「あらゆる現実的なものごと」
の中の代表選手です。

ですので、このカードも単に
「お金をお手玉のように弄んでいる」
ってカードではなく

「Ａという現実的な価値観（＝ものごと）
　とＢを行ったり来たりしている」

ってカードです。

「二足のわらじをはいている時状態」
ってのが一番かっこいい表現かもしれませんね。

例えば、他に

いったりきたりしがちな、
現実的な価値観（ものごと）を
書き出してみるとですね・・・

こんな感じになりましたよ

⚪️本業と副業

⚪️支出と収入

⚪️あの人の価値観と、この人の価値観

⚪️あっちに行ったり、こっちに来たり

⚪️水をやったり肥料をやったり、

⚪️インプットしたり、アウトプットしたり

まあ、要は「あれ」と「これ」を
柔軟にいったりきたりしていて、
そのバランスがそこそこ
保たれている状態だということです。

何事もバランスが大事といいますしねー。

金貨は現実的なもの全部の象徴ですが、
お金や物質の他にも
表していることがあるんですよ。

そう、人間の五感、肉体です。

金貨の真ん中に描かれている
「星型＝五芒星」は、
人間の肉体でもあるし、
五感でもあります。

ついつい「金貨」の絵のインパクトで
忘れちゃいがちですが、

このカードは

五感をいろいろ柔軟に感じる

って解釈するのだってありな訳ですぜ。

見たり、聞いたり、

におったり、さわったり

みたな感じ。

要は一つだけに集中していない、
…ってことでもあるんですね。

視覚でいうと、
「一つのなにかを凝視していない」
状態がこのカードです。

心理学の勉強をされた方であれば
「周辺視野」って言葉をご存知でしょうか。

速読とかで教えて頂いたりもしますね。
あ、あとスポーツをする人にも必要ですね。

一点を見つめているように見えても、
実は周辺に視野を広げるように意識すると
観察する範囲が広がるのですよーーー

車の運転をするときも、
前を見ながら、
横から人が出てこないか、
目の端でみたりしますよね。
（たぶん、わたしできないけど）

クライアントさんの
体の変化や表情をみる、
観察力が大事と言われる
セラピストにも必要な能力ですね。
（これはなぜかできる。）

わたし、このカードからどうも
その「周辺視野」ってのを
イメージしてしまいます。

なぜなら、わたし自身が
「凝視型」だからなんですよ。

一つのものをみると、
一つしか見えないし、

一つのことをしていると、
他のことが目に入らなくなります。

集中力があるといえば聞こえはいいですが、

要は「空気が読めない」って状態かもしれません。。。😅

iphoneのタイマーがないと生活に支障をきたすことも・・・

出かける時間になっても
本を読んでいたり、
ブログを書いていたり、
平気でやってしまいます。

そう、「時計をみない」んです。

ひどいときは、音楽を聴いていて、
駅を降りそこなう、
ってこともしばしばあります。

（窓の外や、周囲を見ないのです。）

なのでタイマーでアラーム鳴らすように、
かけとくしかないんですね。

耳に訴えるしかないのです。

ですので・・・

そんなわたしに必要な
要素がこの
「金貨の２」
なのかもしれません。

なので体に取り込みたいんです。

いい大人なのだから、
一つのことに集中しながらも、
常に無理なく周りに気を配ったり、
みたり、目の端に入れたり、
ってことをそろそろ・・・
できるようになりたいものです。

そして、この「周辺視野を取る、広げることが大事だ。」というのは、何も視覚に限ったことではありません。

少し広い意味での「周辺視野」っていうお話をしてみたいと思います。

ムーミンのスナフキンの名言でこういうのがあります

『あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は、得られないんだぜ。本当さ。ぼく、知ってんだ』

そう、彼の言うように、

と知ることも大事かなと思います。

真実は凝視したら、逆に本質を見失うのかもです。

たとえ真実が一つであったとしても、
それを語る切り口は、
その語り手の人生の数だけあります。

誰かが、さも真実のように語っていることも、あなたにとっては真実ではないかもしれませんし、その逆もあります。

つまり、あなたにとっては真実に思えないことであっても、あなたにとっての真実をその人が語っていることもあるのだと思います。

ですので、大事なのはあなたの人生とじっくり時間をかけて照らし合わせていくことだとわたしは思っています。

鵜呑みにしたり、批判する前に、体におとさないとあまり意味はありません。

つまり、

何事も判断は頭だけではできない、

ってことのようにおもいます。

金貨（ペンタクルス）は、植物の種と同じで、どんなに急いでも目が出て花が咲く日数は決まっていて、ある程度の日数を費やすものです。

誰かがいった「しあわせになる方法」なんてのも、すぐに鵜呑みにするのじゃなく、ピンときたら少しづつ生活に取り入れ、試して、体感していくってのが良いのだということなのかもしれません。

それもこのペンタクルスの２が教えてくれることです。

そして、そのためには行き先をちゃんと決めておくことも大事。。。ってことが背景の船が物語っています。

あれをやったり、
これをやってみたり
水をやったり、
光を当てたり、

そうやって私達も育っていくのでしょうね。

わたしはせいぜい、ちゃんと時計や周りを目で見ることします。。。。。

本日もお読みいただきありがとうございます！

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