好きなことを仕事にするのに能力より大事なこと。

よく「好きな事を仕事にしたいです!」
というご相談を受けます。
そして、私は思います。

「是非是非!その夢叶えてください!」って。
でも、多くの方がおっしゃいます。

「好きな事で食べていくってなんか、
 罪悪感があります」

また、

「好きな事がわかりません。
 これが私だ!、と思えるものに
 まだであっていません。」

というご相談も。

なるほど、そうかもしれませんね。

しかし私は思います。

「好きなことを仕事にする。ライフワークにすることは自分に対してだけではなく、世界に対しても愛である」と。

(おっきくでたよ。)

さて、こうしてタロットばっかりやっとる私ですが、

わたしとて、タロットを最初っから


これこそ、私がやるべきことだ!
タロットこそ私だ!

なんてサラサラ思ってませんでした。
20年前、家賃を払う為に
やりはじめただけですから。(笑)
今、やり続ける事が出来ているのは

私がカリスマだから?
才能があるから?

いーーーや、違います。


誰よりもタロットのことを
うれしそうに話せるからです。

ただそれだけです。

もう少し説明を加えるならば、
タロットという代物に対して、

価値を見いだし続けるのを
やめなかったから
です。

なんかよくわからないけど、
やり続けることができた、
というだけです。

好奇心旺盛な私が「続けられた」ということは
好きだったのだと思います。

ただ、ものすごい好き!

と最初っから思っていたわけではなく、
ただ、やり続けることが自然だっただけ。

ただそれだけです。

その結果、見えてきた本当の
タロットの楽しさがありました。

だからこそ、

「タロットってすんごい楽しいんだよ!」
「タロットってすんごい奥が深いんだよ!」
と嬉々としていえるだけなんです。
最初っから価値を見いだしていた
訳でもなく、

最初っから大好きだったわけでもなく、

最初っから自分の軸になるとも思わなかったわけです。

ですので、私には

「好きな事がわかりません。
 これが私だ!、と思えるものに
 まだであっていません。」


悩んでいるお気持ちはもちろんわかるけど


逆に「これだ!」と思って
ずっとその熱を持ち続けられる人が
羨ましいです。

それができる人はそれでオッケーだし、

私みたいに、ただ、ただ、
その時、その時の自分に
素直であり続けた結果、
今に至る・・・・

って場合も多いとおもいます。

私がタロットが好きなのも、
価値を誰よりも見出せているのも、
自分の軸になっているのも
お仕事になっているのも
すべて結果論です。

占いって、それほど社会的に
認められたものでもないし、
占い師のイメージだってそんなに
社会的に高いとは言えません。

でも、そこに振り回されずに
どれだけ、その物事に素直になれるか?
自分に素直になれるか?

ってことなのだと思います。

ですので「好きな事がわからない」
って方は、。

自分に素直になれば、好きな事をもっと
たくさん見つけられるかもしれません。
他の誰もが「それはちょっとね。。。」
眉をしかめるようなことであっても、
あなただけが「それはとても素晴らしい」と思う事こそ、
仕事にすると、自分にとっても世界にとっても
素晴らしい事になるような気がしています。
なんてったって宇宙的に効率的な気がする。

そのことに、一番価値を見出せる人が
それに取り組めばいいと思うのです。

効率は愛。

私はそう思います。

ただ最初から、熱狂できなかったり、
価値を見出せないこともある。

そういうときは深く考えずに
「なんかしらんけど、やってみたい」
という感覚がある限りは
やり続けてみるってのも大事だと思います。

そうしているちに誰よりもうれしそうに
「それ」を語っている
自分を発見するかもしれません。

その仕事をあなたが誰よりも
「すばらしい」と思えれば、
それに触れた人はそれを
「すばらしい」と感じ、
すばらしい何かを手にするはずでしょう。
だって、そのことを「すばらしい」と
思える事自体が才能なのだから。

能力はあと回しでいいわよ。

ね。

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