「9」のカードは個人のチカラで出来る限界を教えてくれる(聖杯編)

おはよーございます。

最近マジメにブログ更新をしてみている
かげした真由子です。

さて、「9」シリーズ。
今日は二つ目です。

昨日の記事はfacebookやらブログで
なんだかシェアしていただいた方が大勢いてくださったお陰で
たくさんの方に読者登録いただきました。
(1日で20名ぐらい・・・スゲ!)

ホントーにありがとうございますっ!

さてさて、タロットウエイト版の数札の「9」ってね、

思考(剣)をあらわす「9」
直感(棒)をあらわす「9」
感情(聖杯)をあらわす「9」
現実化(金貨)をあらわす「9」

の4枚があるよーというお話しでした。

昨日は思考(剣)をあらわす「9」のお話しでしたが
今日は、見た目が穏やかな「聖杯(カップ)」いってみましょー。

カップの9はこんなカードです。

立派な「どや顔」ですわね。

そして、このカップの9もやはり
個人で達することが出来る
感情活動の限界を表しているんですよ。

ちなみに、この「どや顔」カードは昔からホープカードと呼ばれ
出るとめっちゃラッキー!

・・・といわれているぐらい私達にとっては
らっきー♪なカードらしいのですよ。

でもこれが「限界」ってどーゆーことなんでしょーね。

それは次のカップ10を見ればわかります。

はいカップの10↓

これもなんだか幸せそうなカードです。

でもね、9と比べてみますとね、
描かれているカップに少し違いがあります。

9は「その場(テーブル)におかれている」のに対し、
10は「虹と一体化」しているんですね。

つまり、10のカップは、実在していない。
そこにいる人たちが「描き出しているもの」
9は「そこにある」カップ。

そう、

9のラッキー!ってのは

「○○があるからラッキー♪」
「○○が起こるからラッキー♪」

っていう嬉しさ、「~があるから満足」っていう感情を表しているんだよね。
嬉しい感情に、わかりやすい根拠がある状態。

宝くじにあたったぜー!とか、
○○くんに好きっていわれちゃった~とか、
なんかいいことあったね♪

てな感じ。

そーいうちょっと棚ぼた的な
ラッキーなことで喜ぶ感情。

とにかく今、ここではワタシが嬉しいのさっ!

みたいな感じね。
そしてこれって有る意味「自己満足感」みたいなものですよね。

自己で完結する・・・。

つまりカップ9での嬉しさとか満足感といった
感情は全部個人の中で完結するよね。

なので、「今、ワタシ嬉しいねん!」といいたげな
どや顔。

こんな風に、カップの9は
そういった意味で個人の感情活動の限界ってのを教えてくれる。

そして、それを超えた感情活動ってのは
10が教えてくれる。

10は

「とにかくしあわせー♪」

って感じ。

そう、カップの10は

なにがなくとも幸せなわけ。
誰が何といおうが幸せだし、
何が起こっても幸せって感じ。
箸が転んでも幸せなワケね。

なので強いて表現を分けるとするなら

カップの9は「満足♪」
カップの10は「しあわせ♪」

という感じになるのです。

そしてね、個人を超えたもの、統合とかを表すのが「10」だから

満足感は1人で味わえたとしても、
幸せ感って一人じゃ味わえないってこと。

本当の幸せ感ってのは、
そこに「個」という概念はあまりない感じなのだろうね・・・。

よくいわれる、

「みんなのしあわせ、わたしのしあわせ」

的な感じなんでしょーね。

そのまま、ありのままがしあわせってかんじでもあるのかな。

だから、人間としての本当の喜びって
ここ(10)にあるのかもな・・・と思うのでした。

そしてそれはカップ9で経験する「自己満足感」を知っているからこそ10の「幸せ感」もわかる・・・って感じに私は思っています。

自己満足(9)出来るからこそ、
他者満足もわかる。

その二つが統合した形
=みんな満足、みんなしあわせ

がカップ10なのです。

ちゃんちゃん。

そうだから占い的に使うときも、
カップ9はラッキーなことあり♪と読むけど
10は意外となんも起こらん♪ってオチもあるのよ。

いやーーーカップのカードは、解説していてもほっとするねええ。。。

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