噛み砕く作用のある「審判」

こんばんは。まゆちんです。

タロットのマニアックな近い記事です。
ご興味のある方はどうぞー。

 この写真はウエイト・スミスタロットの「審判」です。
 

 アーサー・エドワード・ウェイトのタロット図解における解説では「復活・位置の変化・更新・結果」を意味するとされています。

 
 見た目からして「蘇り」=「復活」なイメージですよね。
 
そのため、占いの現場では人間関係のお悩みの際、「仲直りする」「縁が復活する」などなど、古い関係がよみがえる的なニュアンスで解釈する事が多いのです。

 しかし、実際には
「新しい出会いがある」
 「新しい彼氏ができる」
という結果が続いたことがあります。
 

 なぜ、そうなるのか。
 

もちろん「復活」という解釈は相応しいです。

しかしもう少し説明を付け加えるとするならば、
「忘れかけていた何かが復活する」ニュアンスに近いと思います。

もしくは、今まで心の奥底にしまっていた言語化されていなかった自分の本音や願いが露わになる、ってことでもあるのです。

この「審判」というカードは生命の樹8のホドと、10のマルクトをつなぐ道に対応しています。

※生命の樹=宇宙の原理、様々な思想・概念が当てはめられた図


8のホドと、10のマルクトは下の左側の赤い線のとこ。
(下手すぎる絵ですいません)

まあ、難しいことはさておき、この道には古ーーい意味深なヘブライ語の「シン」って文字が当てはめられています。

で、この「シン」にも意味があります。

「歯」という意味が。。。

歯はものをかみくだく働きを持ちます。

物事をかみくだくと理解が深まりますよね

「なーーるほど、そういうことかっ!」と気づきます。

腑に落ちます。

故に、「審判」=
今まで気づいていなかった理解が進む

ってことなのです。

つまり「新しい彼氏ができる」ってことは、その人が本当に望んでいたことが明るみになり、その結果彼氏ができたということなのです。

本当の望みに気づくことが「奇跡」を起こすのかもしれません。

追記・・・ウエイトはこのカードを以下のようにも解説しています。

Let the card continue to depict, for those who can see no further, theLast judgment and the resurrection in the natural body; but let those whohave inward eyes look and discover therewith.

深く観察することができない人のために(より深い境地を知るために)、自然の肉体における「最後の審判」と復活について、このカードは描き続けられる。しかし、内なる目がある者は、それを発見することができる。

要するに・・・ウエイト氏は

「気づいてないことに気づくためこのカードはある」

と言いたいように思います。




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