「占い依存」はなぜ起こるか？

2016年6月27日

占いをビジネスにしていると、必ず行き当たる問題。それは「占い依存」

↑結構いらっしゃる。。。

こちらの記事に行き当たり久々にこのテーマで書いてみようと思いました。↓

占い依存症を脱却する方法

私も多くの「占い依存」と思われる方々を見てきました。本人がそれでよければいいのですが、結構苦しんでいる人もお会いしてきました。

目眩がするほど、出会いました。そういった方と。。。

↑使いたかっただけ。

これはプロとして「占い師側」に起こっている問題もあるし、受ける側にもあります。

私は占い師さんを養成している立場なので、プロ側の原因をまず探らなきゃいけなかったのですが、つきつめてみると、プロ側が「かりそめの安心感」を提供してしまうから依存を生むことが判明しました。

しかも無意識に。悪気なく。善意で。

なぜそうなるのか？

占い師に「信念」が欠如しているからです。

そもそもなぜ自分が「占い」を提供しているのか？ということに関して信念が薄いから、ご相談者が自分軸で人生を信じられるところまでナビゲートできないのです。

だから、その場をおさめる為に、「かりそめの安心感提供」に終始してしまう。無難だから。

では、占いは「提供してはいけない」「受けてはいけない」「やってはいけない」ものでしょうか。

私の経験上、そうではないと思います。
基本「はさみ」といっしょ。

馬鹿と鋏（はさみ）は使いようってやつ。

占いで未来を選び直して、実際幸せになる人、自分らしさを思い出して生きることが楽になる人も大勢いらっしゃるからです。まあ占いはもろ刃の剣でもあるのでしょうね。

人は変化が怖くて、未来が怖くて、わからないものが怖くて占いに答えを求めます。でもね、それは悪いことじゃないと思っています。

占いは私たちの中にある恐れと向き合う作業でもあります。

実に真っ当な人間らしくて大好き。それに占いを通して自分を知る、ってことは「私も宇宙の一部」だって知るということでもあるのです。

それそれで楽しい作業です。

とはいえ、占いはタイムマシンと一緒です。

タイムマシンに乗るときに、好奇心だけで乗るのが悪いわけじゃないです。

しかし、

タイムマシンで見る未来が何を意味するのか？
見てどうするのか？

そういった意図を持ち、もっと能動的に関わることができたら占いは本当に自分の味方になってくれるのです。ないと一喜一憂するだけに利用することになり、ゆくゆくは依存になります。

そしてなにより、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイムマシンで見る未来が何を意味するのか？
見てどうするのか？
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

これは占い師側がもっておくべき哲学でもあります。（あえてここは「べき」といいたい。）

占い師さんは少なくともご相談者さんを安心させるだではなく、「そこまで」ナビゲートしてあげて欲しい。（私の講座でも再三にわたって言いますけど。。。）

そして、そのためには占い師さん自身が自分の人生を、そして未来を信じていることが必須です。

ですから、よく質問されますが、自分にとって相性の占い師さんを選ぶ方法なんて簡単です。

「幸せそうな人」を選べば間違いありません。

そう。じゃあ、私の信念は何か？って。

占いはね、

普段あまり思い出さない
本来の自分を思い出す作業であり、

生きていくことの
しんどさや恐れと
向き合う作業でもあり、、

未来を改めて再選択する絶好の機会、

と思ってやってます。

だって、占いで見る未来は自分が気づかない間に選んじゃっている未来だからね。

占いは未来を確認し、
選びなおす為にみる。

もしくは改めて
「そこにいくのだ！」
と、決意する為に見る

てことです。

つまりなんの意図もないのに

無駄に未来や
人の心理など、
見なくてよろしい！

と思ってます。

ああーーなんか説教くさくなったけど。。。まあいいとしよう！

そんな私が思う「潜在意識」と「占い」との関係など、Qさんのお話を交えてお話できればと考えたりしている東京セミナー！

< div style="background:#fffaf0; padding:10px; border:3px double #ffa500;">★人生変わっちゃう！Qさんとのコラボ（残９）
7月24日（日） 東京で開催！ 開場18：00　開始18：30　終了21：30
「まゆちん＆Qの『タロットで読み解く潜在意識の不思議な世界』」
参加費：8,000円