【自己探求】2.牛の足跡見ーつけた!(見跡けんせき)

こんにちは、自己探求セラピスト&大阪のタロット占い師 樹実です。
今日は十牛図の樹実的解説・画の第2回目です。
(第1回目はコチラですよん。)
十牛図(じゅうぎゅうずとは?)→禅の悟りに至るまでを「牛を探す」ということになぞらえ描いた図です。
第1回目は、一枚目の絵、「1.牛を探す(尋牛じんぎゅう)」
そして今回は第二回目ということで、
二枚目の絵、「2.牛の足跡見ーつけた!(見跡けんせき)」
をお届けしますね。
まずは絵を見ていただきましょう。
$樹実@自己探求セラピスト・大阪のタロット占い師 ~いつみても樹実日記(blog)~-牛2
2枚目では、探し求めている「牛」の足跡だけを見つける場面が描かれています。
登場する「牛」は、「本当の自分」「自分の心」「本心」みたいなものです。
主人公はその手がかりとなりそうな「足跡」を見つけることが出来たのです!
このまま足跡を辿っていけば探し求めている「牛」に出会えるだろう!と
主人公の胸は期待でいっぱいでしょう!
是非とも見つけなければ!
とテンションもぐっとあがっているでしょう。
求めれば、手がかりは与えられるのです。
でも見つけたのは「足跡」…。
牛という実態はまだありません。
この足跡は本当に正しい足跡なのかも見極めないといけないし、
足跡を見失うようなことがあってもいけません。
また脇道にそれるようなことがあってもいけないのかも知れません。
結構、「~しちゃいけない」ことが多い場面ですね。
それはきっと、ここ一番の集中力が求められている場面だからなのかもしれません。
でも、ひとまず1枚目の「牛を探すぞ!」のステージからは
レベルアップした模様です。

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★ここでタロット豆知識★
さて「目標物に対する手がかりを見つけた!」という十牛図二枚目の、
この絵はタロットのどのカードに相当するでしょう。
結構、色々なカードがあげられるかも知れませんね。
ウエイト版でちょっと考察してみましょう。
例えば、大アルカナの魔術師をあげることができるでしょう。
0という数字の「フール:愚者」というカードの次に来るのが、
この「マジシャン:魔術師」というカードです。
0の「フール:愚者」が十牛図の1枚目「牛を探す:尋牛じんぎゅう」だとすると、
2枚目「足跡発見!:見跡けんせき」は、「マジシャン:魔術師」にあたるとも言えます。

まず、十牛図の1枚目「牛を探す:尋牛じんぎゅう」は、タロットのゼロのカード、
「フール:愚者」の冒険心に溢れて「私は自由だ!とにかく何かするのだ!」
というイメージに似ています。
$樹実@自己探求セラピスト・大阪のタロット占い師 ~いつみても樹実日記~
一方、2枚目「足跡発見!:見跡けんせき」にあたる、「1」という数を持つタロットの
「マジシャン:魔術師」というカードでは、は実際に何かを行ったり、
生み出す為の道具を手に入れています…
テーブルの上に並べられた4種類の道具がそれにあたります。
今回紹介させていただく十牛図の二枚目の「足跡」がこの道具と同じモノ象徴していると考えることが出来ます。
$樹実@自己探求セラピスト・大阪のタロット占い師 ~いつみても樹実日記~
足跡やら、道具やら、これから進みゆく材料みたいなモノは、
色々揃っているけど成果はまだ得ていない…
って感じですね。
そして、十牛図の「見跡」に相当するタロットとして、
もう一枚あげるとするなら「ワンド(棒)の2」でしょうか?
ワンドは木の棒です。
ワンドのカードは10枚あるのですが、その内の二番目のカードです。
ワンドの1では、何かしらのスタートがあるのですがワンドの2でそのスタートに
「方向性」がプラスされます。つまり「行く方向を見極めている」「見通しをたてている」
ってことが描かれています。
そういった意味で、足跡を見つけた!=方向性見つけた!となるので、
似ているといえますね。
$樹実@自己探求セラピスト・大阪のタロット占い師 ~いつみても樹実日記~
この様にタロットも「自分の成長」を描いているわけですね。
だから、自己探求のツールとして使えるわけです(樹実の場合ね。)
多少、絵柄はオカルトで恐いイメージがありますが、人間論みたいなものって、
実は東洋も西洋も根っこの方は同じなのかも知れないなあって思うのです。


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では、前回に引き続き、
この牛を探し求めている人を、
運命の人を探している「めいこちゃん」にもなぞらえてみますね。

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めいこちゃん劇場
タイトル「めいこちゃん…運命の人を探して…」その2

めいこちゃんは、自分にとって理想の誰かと付き合い、
共に生きていくことに幸せがあると信じ、
一生懸命「運命の人」「理想のパートナー」を探します。
そんなある日、めいこちゃんは一人の占い師に出会います。
めいこちゃんは、
「運命の人はどこにいるのでしょう? いつ出会うのでしょう?」
と尋ねます。
占い師は答えました。
「ここより南の方向にいくと、春が来る頃には理想のパートナーと
出会えるでしょう。」
めいこちゃんは、何も手がかりがなかったので、
その占い師さんの情報を有力な手がかりとして採用することにしました。
そう、南の方向へ旅を続けることを決心したのです。
さて、めいこちゃんの旅はどのように展開していくでしょう~
続く…。

*あ…ちなみに、10枚目までの筋書きをあらかじめ全く描いていないので、
10枚目まで話が持つのか心配ですが、なんとか書いてみまーす!

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次回は、三枚目の絵「「2.牛の見ーつけた!(見牛けんぎゅう)」
をお送りします。
*これらの内容は樹実がわかりやすくお伝えするため、独自の解釈で語っちゃてますー。
詳しく知りたい人はたくさんの書籍があるのでご覧下さいねー。


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