タロット♪暗記しても上手く読めないワケ。

こんばんは。
タロットプロ養成の三河いつみです。
今日は「象徴」のお話です。
・・・て、タイトルと違う!という突っ込みは無しで・・・。
ええ、
暗記しても上手く読めないワケ。
は、タロットが「象徴画」だからなんです。
描かれている絵はただの絵ではなく
象徴画なのです。
さて、この「象徴」ってわかっているようでわかりにくいんですよねー。
でも実はタロットを読む上でこの

★「象徴」ってなに?
★タロットは、なぜ象徴画でなければならないのか?

ってことは理解しておくことが、タロットの理解に繋がっています。
象徴画って辞書の通り解説するとですね。。。
象徴(しょうちょう)とは、抽象的な概念を、より具体的な事物や形によって、表現すること、またその表現に用いられたもの。(ウィキペディアより)
とまあ、こんな感じです。
わかったようで、わかりません・・・。
例えば「白色」というと皆さまどんなことをイメージしますか?
・・・・・
・・・・・

・ピュアな感じ
・純白
・リセットのイメージ
・混じりけのない感じ
・爽やか
・光のイメージ
・白紙に戻ったイメージ

等々・・・その人の経験値や、もっている知識などによって
色々なイメージが「言葉」となって飛び出してくることでしょう。
では、この一つ一つの「言葉」は、
「言葉」だけで、うまく誰かに伝わるでしょうか?
ん?イミわかりにくいですね。
えっと、こういうことです。↓
例えば、白!と聴いて
Aさんは「リセットのイメージ」と言葉で表現しました。
それを聴いていたBさんは、
言葉で「Aさんにとって白色はリセットのイメージ」なんだーと理解しました。
ではAさんがもっている「リセットのイメージ」と
Bさんの持っている「リセットのイメージ」は同じモノでしょうか?
恐らく大なり、小なり異なるのではないかと思います。
なぜ異なるのか・・・
なぜなら、人は過去の経験からなにかしらイメージを起こしてきますが、その時「言葉」だけで考えないものなのです。イメージは言葉ではありませんモノね。
人生の経験やその人が知っている言葉によって「白色」というものからイメージする言葉は違うわけですが・・・
その人にとっての経験って、言葉だけではなく「五感全て」を通したモノなのですね。
つまり「リセットのイメージ」は、
Aさんにとって「すっきり感満載!」
のものに対して、
Bさんにとっては「残念なイメージ」かもしれないのです。
つまりそれぞれの判断が入っている訳です。
でも「象徴」そのもの(この場合は白色)には判断がありません。
「白色」そのものはネガティブでもなく、ポジティブでもありません。
その人が五感を通して得てきて出てきたイメージが
Aさん=すっきり
Bさん=残念

ということだっただけです。
・・・で、話をタロットに戻しましょう。

★「象徴」ってなに?
★タロットのは、なぜ象徴画でなければならないのか?

ということを理解するといいよーというお話でしたね。
これを私が考えるところをご説明しますと・・・

★「象徴」は、言語で表現しきれない「概念」
  敢えて「一つの絵」で表現したモノ。
  その「概念」はポジティブ・ネガティブ両方を含んでいる。
★ タロットが象徴画である訳は、人の「言語能力」以前にある「言語」を表現するために必要だから。(つまり多様の表現を導き出すために必要)
※言語能力以前にある「言語」=潜在意識にある漠然としたイメージの泉みたいなもん。

もっとシンプルに言うと、
「このカードが持つ意味って○○とか○○。」
・・・という理解に限定して欲しくない!
とタロットは考えているのかもしれません。
だから、
「このカードが持つ意味って○○とか○○。」
というのを暗記してリーディングするのではなく
「このカードの象徴画って、こんなドラマがあるんだー」
って理解した上で、
自分の潜在意識に眠る経験値、知識、イメージから何かを引っ張り上げてくる面白さを味わうのがいいんです。
だから「覚えちゃだめ」とよく言います。
もう少しキツイ言い方をすると
「覚えても無駄」
かもしれません。だって、タロットカードの作者は、
覚えきれないほどの「言語」を表現したくてがあるから「象徴画」にしたんだものね。
あー、説明するの難しい・・・。
つまりタロットって思いっきり「体感学習」だったりします。
是非、体感してくれたら嬉しいです。


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