まずは思いっきり都合よく読んで良い。「恐れや期待でタロット読んでいるようで不安になる方へ」
私、ちゃんと読めてるのかな?恐れや期待で読んでない?と不安になる方へ
どうすればいいの?
と思っているリーダーさんへ
私はあまりこのあたり「自由にやってみてー」としかいいません。
そんでもって「そうそうそれでいいとおもうー」としかあまりいわない講師です。
アドバイスするとしても、
語彙を広げたり、発想の題材として、
「こういう発想もあるし、こんな視点もあるよねー」と
あらゆる別意見をいうだけ。
プロとしてたくさんの語彙はもっていると便利だからね。
受講生さんにすれば
「えっ!?それでいいの?
私の読み方は正解に近いの?遠いの?」
って余計不安になったりして・・・^^
でもねー、そうとしかいえない
「あなたのその読み方は違う!」
っていうほうが本質から外れるし、
おかしいと思っています。
だって正解がないのに「違う!」ってなに?
ってことなんですよ。
そんな二元的なもんかいな?と思います。
でね、もしあなたがタロット好きで、
読みたくて、読めるようになりたくて
勉強中!というのであれば、
もしくは既にプロでらっしゃって、
「今、スランプやねん!」
というあなた・・・
敢えて言います。
「期待や恐れ」のまま読んでも良いと思います。
学んでいるプロセスとして・・・練習として・・・。
特にこれからタロットリーダーを目指されるのであれば、
全てココロに起こること丸ごと体験して欲しいんです。
だってリーディングは人の心を映し出す作業。
知識だけでは出来ないんよ。
(知識だけで思いっきりやっていた私が言うのだから間違いない)
逆にね、
「ちゃんと自分の恐れや期待を入れずにちゃんと公平によまなきゃ!」
と思うとね、何が起こるかっていうと、
アタマだけでカードを読んでしまい、
感情や感覚を使わずに読んじゃうってことになります。
いやいや、それでいいいんちゃうん。。。
冷静に読んだ方がいいんちゃう・・・
といわれそうですが、
私がいう「感情感覚を使う」っていうのは、冷静かどうか?ということではなく、
自分の心に起こっていることを
ちゃんと自覚しながら「読む」って事をしてね、
ってことです。
自分の事であろうが人のことであろうが・・・。
いっしょです。
感情や感覚の揺れを自覚しつつ、「一番良いリーディングの視点」を見つけるってことをお奨めしている訳なんですよね。
どこまでが自分の期待や恐れといった主観に基づいて読んでいるか?とか、
どこまで限りなくニュートラルに読めているか?って
やんなきゃ、体験しなきゃ、わかんないしね。
大事なのは、いつもニュートラルでいようとがんばるより、
「起こっている事に気付くこと」なんだ、ってこと。
「自分の期待や恐れ」でしかタロットを読めないことに気付かないと
それ以外の「視点」って見えてこないですやん?
だからそういった意味で、
ぜんぜんいいの、
恐れで読んでも
期待で読んでも
(↑実は根本は同じだったりして・・・)
例えばこんなことやってもいいんですよ↓
読み方で迷った時・・・
一つの結果をまずは思いっきり自分の都合の良いように読んで見る。
ほんで、その次、
「これは最悪やわ」というパターンで同じ展開を読んで見る。
迷いなく思いっきり!感情使ってやるのがコツ。
んでね、
そこに何が起こっているか?
自分の心に何が起こっているか?
味わってみて。
ホントのニュートラルさって、それがわからんと、わからんのんちゃうかねえ。
まずは自分の恐れと期待の振り幅を知る、何が起こるか試すの。
私も未だにお客さんに対してカードを読むとき
頭の中で「このカードの最高のパターンと最悪のパターン」
を読むことありますしね・・・
そうすると自然と「最善の視点」があぶり出されるから・・・。
(中間点とるってわけじゃないよ。)
なので、
学び中、練習中の方はまず、恐れずに
「あ、これは今私主観ばりばりだな・・・」とか
「主観のまま読むと、それはそれで自分が見えてくるな・・・」
とかたくさんの発見をして欲しいと思います。
そこで気付くことがめっちゃ大事。
ほうっておくと「ちゃんと読まなきゃ!」に意識が行き過ぎて、
気付かない可能性があるなら
敢えてやればいい。
自分の振り幅をしってこそ
自分なりの「ニュートラル」ってのがみえるからね。
そうすれば第3者さんに対してタロットを読むときも
ちゃんとベストな視点、解釈をみいだせるから。
まずはセルフリーディングからはじめれば良いんじゃないかなあ。
期待や恐れによって「読んで見た」人ほど、
御相談者の期待と恐れもわかるから。
何が起こっているか?わかるから。
それにね、「正しいか正しくないか?」とか、
「自分の思い込みで読んでないか?読んでいるか?」とか
どうしても気になってしまうのはわかります。
だって教科書には色々書いてあるし。。。
でもご心配なく。
タロットを通して解釈するドラマって、
そんなに二元的でもないからさ・・・。
もっと多面的だからさー。
むしろ知識だけで、「ちゃんと読もうとする」方がおかしなことになります。
私が言う感情感覚をちゃんと観察して読もう!
ってのはそういうことです。
そういった体感を通してこそ、
頭に入れたタロットの知識の使いようが見えて来ます。
なにを「術」と呼ぶのかわかるんじゃないかな。
心理タロットセミナーでもそうでしたが、
タロットをどう読むか・・・って
のは
その人自身の表現なんですよ。
どうよむか迷ってるのは
心が迷っているから
切れが悪い言葉しか出てこないのは
その相談者の心がそうだから。
だから「そこを観察して!」ってこと。
たくさんの言葉が出てくるときは
心がたくさんの言葉で溢れているから、
もしくはたくさんの言葉の裏に何かを持っているから、
だから「そこを気付いて」ってこと。
だから読んであげるだけが癒しじゃなかったりもする。
読むことこそ癒しや発見がある。
だからまずはそこを徹底してやればいいじゃん。
そして、プロを目指そう!と思う方、
自分を持ってて良いから、
それを超える上位概念をちゃんと持っててね。
上位概念ってのは、簡単にいうと、
「私はタロットを通して、どんな術を起こしたいのか?」ってこと。
自分を消して、カミサマ視点だけとか持たないでね。
まったくもってトンチンカンになる(笑)
グラングランになるで。(笑)
自分が意図するから、術はおこせるのだし、
カミサマ視点も持てるの。
自分の心に起こったことを
ちゃんと受け止められるから、
目の前の人の恐れや期待も受け止められるてのが
自然の摂理。
そこをすっとばして、知識だけで「ちゃんとよもう!」とするのは
反って読みにくいよ・・・。
めっちゃ感情切って読むやり方もあるけどね、
それはそれなりに有効な使い方も出来るけど、
余り面白くない。(と思う)
やったけど、あまりおもろくない。
(有る意味オモロイけど)
あなたにしか起こせない術がきっとあるだしー。
それを追求することをお奨めしたい・・・ということなのです。
なので講師として私は
リーディングにダメだしたり、評価したりしません。
だから正しいリーディングみたいなものを求めている方の
ご期待には添えない講師です。
(それはそれで素晴らしいのよ、正しい結果を求めるその方法では「良かった!」という体感を得ていないだけです。)
私は、発想を広げるお手伝いをしたり、
セッション方法に対して「もっとこうしたほうがいい」っていうだけです。
そして一番の役割は、
多くの方が思わず手にとって読みたくなるような
タロットの面白さを伝えること、
嬉々としてタロットの世界観を伝えること
と思ってます。(結局その言い訳かよっ!)
ああ、一気に書いた。
ちょっと思い切ったこと書いた気もするけど、まあいか。
長くなっちゃった。。。
(なぜコンスタントに更新出来ないんだ・・・)
てなわけで最後までお読みいただき
ありがとうございました!
5/31 [土]15時-18時 場所:阪神芦屋駅 徒歩3分の会場 講師:かげした真由子
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