【三人寄れば文殊の知恵はホンマか?】 タロットに聴く人生のヌケミチ 「金貨の3」43/78
こんばんは。
タロット講師、心理セラピストのかげしたまゆちんです。
さて、土日は講座三本、個人セッション三昧でした。
そして、月曜日はだいたいおやすみさせていただくことが多いです。
月曜日は普段あまり遊べないムスコちんと遊ぶ日になっております。
出張などで月曜日がお仕事のときは、ムスコによく「お休みの振替日はいつですか?」と聞かれる母です。
さてさて、今日もタロットのヌケミチ更新です。
カードは金貨の3。
このカードを見るとチームワークというキーワードを思い出します。
なぜなら、絵柄には三人の専門家がチームで教会の建築に取り組んでいる様子が描かれているからです。
それぞれの知恵を集め、一つの大きなものを作り上げていってます。
黒色の背景は、それなりに時間がかかることを表しています。
さて、本日のタイトルの
三人寄れば文殊の知恵は、ほんまでしょうか?
についてです。
このカードを解説するとき、よく使うコトワザなんですけどね、まあ自分で説明しておきながらなんですか…
なんか微妙にそうではないと考えてます。
わたし、タロットを仕事にする前はゲームソフトを作る会社におりました。
チームで一つのヒット作を目指して企画、開発して行くんですけどね、
そして、18年ぐらいのチームワークでのお仕事を通じて、大きな成功と、失敗、
両方を経験しています。
両方を経験しています。
その経験を生かしてほら、昔はこんなブログだって書いていたぐらい…
でね、私の経験を振り返って見て思うのです。
厳密に言うと、三人寄れば文殊の知恵という現象は、実際にはありません。
この言葉のイメージだと三人の知恵を出し合えば、一つの優れたアイデアがうまれる、って感じですよね。
しかし、優れたアイデアはぶっちゃけ
一人の人間が生み落とすもんです。
一人の人間が生み落とすもんです。
生むのは一人なんですよ。
夢に出て来たゲームを形にしたらめっちゃヒットしたという話がまかりとおる業界でしたしね。
アイデアの発想自体はタロットの世界観で言うと
火です。
そしてですねえ、
火は、三人が頭付き合わせても、出るものじゃないのです。
一人の頭からポコっと、でます。
一人の頭にビビビッと、おとずれます。
三人が頭付き合わせて生まれるのはアイデアではありません。
でもね、三人寄れば生まれるものってのもあります。
それは成果です。
ブツですブツ。
ブツですブツ。
で、このカードは地のカードです。
地はブツ=物資。
金貨は物質ですよね。
物質は農作物がそうであるように、大地から生まれます。
三人で生み出すのは、農作物のような成果です。
アイデアそのものではなく、アイデアが形になったものです。
このように。アイデアは誰か一人が生むものですが、そのアイデアをこの世に具現化、物質化するときこそ、必要なのがチームなのです。
形にするのは三人が必要。
一人でやる人もいるけど稀です。
一人でやる人もいるけど稀です。
ですので結果につながるアイデアを出す優秀なアイデアマンってね、同時にチームワークも上手いんですよ。
そして、それをわかっているチームがヒットする商品の企画をあげたりしたもんです。
だからね。アイデア企画会議なんてものは長々やるもんじゃないんです。
アイデアの時点でジャッジするのもナンセンスでね、試作品作る段階であーだこーだ、知恵のすり合わせをする方がずっと有益なんです。
企画書はおもしろいけど、商品にすると大したことないとか、よくあることでした。…
アイデアは、ある程度、命を吹き込んでいって形にしないと、良し悪しが見えてこないんです。
そこで三人寄れば有益なわけです。
大勢の人に大したことないアイデアだっていわれても、形にして行く段階で、みんなに受け入れられて行くってこともありがちで…
これね、一人で文章を書いたり、講座を作ったり、ビジネスを構築して行くときも同じだと思うわけですよー。
自分から何か湧き上がって来たものがあれば、まず少しでもいいので形にしてから、やり方でわかんなくなった時に、人の手を借りるとめっちゃ進みます。
ラフがいいです。完璧な下書きはいらないんです。
自分がどんな仕事に向いているか?どこで自分の出番があるか?ってのもね、チームワークをしてこそ浮かび上がってきます。
私はアイデアマンからこぼれ落ちたエッセンスを形にすることにワクワクしていたので、企画書作りとか大好きでしたね。もやもやしたものを具体的にしていくことが得意なわけです(タロットもそうですね)
ですので、具現化するのが役割の人からいうと、完璧な下書きは邪魔なんです。
それよりもキラン
と光るかけらがたくさんあるほうがいいんです。(めっちゃ抽象的)
このカードで言うと、向かって右側にいるアーティストさんがなにやら設計書みたいなものもってますよね、
この設計書も完璧でなくていいのです。
良くある失敗は、
アイデア発想した本人が、設計書を完璧につくろうとすることで起こります。
作りたいものの完成図なり、世界観みたいな外枠のイメージは完璧に持ってても良いのですが、
完成品を、どのように実現するか?まで、決めない方が良いみたいです。
アイデア発想者がそこまでやっちゃうと、やっているうちにアイデアの鮮度が落ちてくるんですよ。
アイデア発想者がそこまでやっちゃうと、やっているうちにアイデアの鮮度が落ちてくるんですよ。
実現するためにつじつま合わせすぎちゃうの。
それって「普通のもの」にしかならない。
それに完璧なものを作っちゃうと、それはそれで、
三人寄れば文殊の知恵が、発動しないからです。
不完全だからいいんです。
ツッコミどころ満載の下書きだからこそ、いいものが出来るのです。
不完全だから、きらめいているんですよ。
。。。というのが、
期待以上に、面白いものが生まれるパターンでした。
不完全だからこそ、三人の創造性が掻き立てられるのかもしれませんね。
てな訳で、三人寄れば文殊の知恵って言葉は、厳密には、
三人寄れば、一瞬で消えそうなヒラメキが、この世に具現化する
ってことなのかもしれません。
まさに錬金術。
そう、錬金術だーーー!
2016年募集開始のタロット講座です。
最速でプロのタロット占い師になりたいあなたへ
今回限りの特別企画
1ヶ月で学ぶ、正統派タロットリーダー(占い師)養成講座
詳細>>>
今回限りの特別企画
1ヶ月で学ぶ、正統派タロットリーダー(占い師)養成講座
詳細>>>
全5回の日程:10-17時・木曜日です。
2016年 5/12 5/19 5/26 6/2 6/9
※第1日目のみの受講が可能です。受講いただいたのち、継続して全5回を受講されるかどうかをご決断いただくことができます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2期生募集開始「自分の人生を加速させたい方へ」
3プロセスで人生を変える真式タロット講座
詳細>>>
全8回の日程(会場は、兵庫県芦屋市内の貸会議室です)
全日程、13:30-16:30開催、日曜です。
2016年 6/26 7/14 8/14 9/18
10/16 11/20 12/11 1/15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《2/6 20時にメルマガにて受付開始します。》
1月の真式タロットセッションは満席となりました。
来月ご予約枠は1月下旬のメルマガでご案内いたします。
おわり。
最近のコメント