■こんなご要望・・・さてどうする?(続き)

こんにちは、全脳型タロット読み・講師のイツミです。
前回の続き・・・です。
さて、占いセッションにクライアントさんが求めるものに、
「納得して、先に進みたいから。」 というご要望を私自身が
よく聞くということ、
そして、それに対応するには
知識や、カウンセリングや、
コーチングやなんやらかんやらーといった
スキルも引き出しも必要だよーん、
信念も大事、
愛も思いやりも・・・
もちろん!大事。
でも
ガチンコセッションで最終的に必要なのは
占い師さんの「素直さ」だよ。
という私の経験から感じたお話をさせていただきました。
いいかえると「誠実さ」といってもいいけど、
敢えて「素直さ」かなあ・・・と思います。
「素直さ」というと、どういうことかというと、
「ニンゲン 対 ニンゲン」で向き合えるかどうか?ってことです。
「素」で向き合うということです。
スキル面ではもちろん
「占い師とクライアントさん」なんです。
しかし、そうでありながらも・・・
本気でクライアントさんに向き合えば向き合うほど、
「ニンゲン対ニンゲン」で向き合わざるを得なくなると思うんです。
つまり・・・「素直さ」っていうのは・・・
サービス精神や、アドバイザーとしての責任感によって
その占い師自身以上を見せたりすることもせず、
それ以上を期待させることもしないという「素直さ」てことです。
すると・・・
「占い師が本当に大切にしているもの=本質」が光り始めるんです。
大切なもの・・・
それはその占い師自身の人生の体験で、身体で学んできたことです。
勉強しすぎると「つい」スキルに走りがちです。
理論に走ります。やり方にこだわります。
意外と、これ無意識にたくさんやっちゃいます。
これが悪いわけではありません。
これはこれでめっちゃ必要。
だって、それは歴史的に実績のある方法だから。
でも本気でニンゲン対ニンゲンとして向き合うとどうなるか・・・
占い師自身が「自分が100%体感した実績のある方法」にフォーカスしはじめます。
自分が体感してきた問題解決法、
自分が体感してきた幸福を見つける方法、
に「こだわって」セッションしはじめるはずです。
それが一般的なスキルと多少外れていたとしてもです。
そうやって、占い師自身がまず「輝いてみせる」
すると、不思議・・・
目の前にいるクライアントさんに光が差してきます。
必要なことがその場で起こり始めます。
思いもしなかった方法でクライアントさんが納得しはじめたりしてくださいます。
自分で行動指針なんかも出しちゃったりね。
占い師自身が自分のことを認めていると、目の前の人を輝かせることが出来るんですね。
なんか伝わるんですよね、きっと。
理屈じゃない「エネルギー」ともいうのかしら・・・。
「自分の可能性を信じてくれる人が目の前にいる。」
という事実がそこにできあがる訳ですね。
自分を信じる=相手を信じるという、エネルギーゾーンのできあがりです。
多分、そこに必要な「癒し」が起こっているはずです。
そういうマインドを持ったセラピストさんなり、占い師さんは、その場で必要なことを必ず起こしています。
「クライアントさんのネガティブなエネルギーからプロテクトしなきゃ~」
なんていわずに「素」で向き合うんですよ。
癒しのプロでアリながらも「捨て身」になれるマインドを持ちたいんです。
「犠牲」じゃないよ「捨て身」です。
自分の身から出て、クライアントさんが自分になって、自分がクライアントさんになる感じです。
そうすると・・・
そこから「スキル」が生きてくるはずです。
だからといって「救ってあげなきゃ!」というマインドとは違いますよん。
私は最近これを強く実感しています。
特に、初めてお客さんに向き合う方、
ゼロからイチにいこうとしているセラピストさん・占い師さんはこのマインドが必要です。
ほら、まだセッションに自信はないけど、実際お客さんが来たら結構ガッツリとセッション出来ちゃった!
っていう経験お持ちの方も多いと思うんです。
それはマインドがしっかりしていたからなんですね。
目の前の方に「なにをしてあげられるか」という意図を明確に持っていたからだろうし、「ベストを尽くそう!」と、腹がくくれていたからです。
それそれ・・・・!
そうなるには占い師に必要な「マインド」と「スキル」ということを講師という立場からも、もっともっと掘り下げていきたい今日この頃です。
長文、あつくるしいの読んでくれてありがとう。ドキドキ
初夏~「はじめてのタロット講座1Day」開講します。


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