【自分の役割(出番)なんてないというあなたへ】タロットに聴く人生のヌケミチ「棒の5」19/78

こんばんは。
「あなたのど真ん中でタロットをよみ語る方法」
をお伝えする、かげしたまゆちんです。

78日連続投稿やってます。

今日、私が私のど真ん中でよみ語るのは「棒の5」です。

ウエイト版の棒の5

いやーーー色々な人がぶつかり合っているカードです。
戦っているって感じがしますよね。

そして、もう1枚同じ棒の5だけど
少し趣が違うモノをご紹介。

「The Rabbot Tarot」より棒の5

戦っているというより「どれにしようかな?」
と迷っている感じのウサギさん。

そう、棒の5って単なる「戦い」「葛藤」「迷い」
のカードではないですよ。

自分の理想を探している時に
誰もが通るプロセスを表しているんです。

私ね、自分の理想=生き方や本音っていきなり「ズバリ」わかるものではないと思ってます。
自分の理想、役割、出番っていったほうがいいかな。
そんなもん最初っから、なんもせんでわかるかいなっ!
って思います。
もちろんこれは人によって感じ方が違うので
私はそうだって事ね。
人生を自分が主役の舞台だとイメージしてみてくださいね。
どんな役割(キャラクター)を演じたいか、
どんな舞台にしたいか?
どんな世界設定で
どんな脚本で
どんなキャストで
どんなストーリーで
どんな舞台装置で
音響で
衣装で
演出で・・・・
って、色々見て、知って、決めたいですやんね。

最初はまよったり、さぐったりするもんでしょ。
だからね、

自分らしさ、
自分の本心、本音、
自分の才能、
自分が何をしたいか、
自分軸、
自分のセンス
っていう、自分にとっての理想って
実は揺れたら揺れた分だけ
手に入るんじゃないかなって思うんですよ。
まさにこの『棒の5」はそういった
前向きな試行錯誤。
揺れるって不安定だけど
悪いことではないんだよね。
よく個人セッションや講座をしていると


「自分のやりたいことが良くわかりません」
「興味のあることをやりたいだけやっていることに罪悪感があります」
とかお聴きしますが、
それはそれでいいんじゃないのか?
っておもいます。

もちろん、自分の本音や理想が十二分に
もうわかっているのに、
その役割で舞台にのることから
逃げている場合もあります。
でも、真剣に揺れている時ってのもあります。
それがこのカードの意味するところだと思っています。
つまりそういう揺れってのは
「冒険」であり
「議論」であり、
「工夫」といったプロセスそのもの。
決して嫌なことじゃなく
めんどうなことでもないのね。

(あ、たまにめんどうだ)

私は人間って大人になっても
人ってそんな一本筋の
通ったもんじゃないとおもってて、

いろいろ、わかるまでやりゃいいんじゃないか?
って思うのですよ。
でもね、あなたがもし現実に変化を起こしたいとか、
具体的に何か形にしたいとき・・・
自分探しってノリじゃ、ちょいと難しい。
自分試しじゃなきゃね。
探しているってのは「見ているだけ」
試しているってのはそこに情熱と行動がある感じね。
全然難しいことではなく
あれこれやってみるってだけ。

ほれ、このカードのうさぎさんも
あれこれやっておりますな。。。
可愛すぎる・・・(^^ )

先ほどのRabit Tarotと同じ画家さんの作品
↑「Badgers Forest Tarot」より棒の5

ね、このウサギさんのように

自分のバリエーションを知る。
自分の中にあるバリエーションを知る。
食わず嫌いをせずにねってことでしょーか。

そして私が思いますに・・・

これがちゃんと出来る人が
自分の役割(出番)をちゃんと見つけられる人なんだとおもうなー。
最初っから自分の出番があったわけじゃない。
最初っから「あ、これが私の舞台だ、役割だ!」っていうんで
生きている人の方が少ないんじゃないかな。
色々
な舞台にあがりつづけ
一つ一つをに楽しんで、試して
そのプロセスの中に
「あ、これだ」ってのがある。

そして、みつけたら躊躇せず
舞台に登り続けりゃいいんじゃないかな。

でね、ちゃんと自分を試してきた人ほど、

「ここぞ」というところで躊躇しない。

あ、その代表的な人・・・はこの人。
こういう記事が書けるってのはそういうことかと・・・

まあ、そんな風に、

そういうことを見ていると、
もしかして自分らしく生きるって
難しく考えるのではなく
試し続けることなのかもしれないな・・・

と思うのです。
自分の中の色々な理想、
色々なビジョンをためしてみる
色々な自分を絞らずに試す
自分を探すのではなく、試す。

探すとの違い、それは
試すってチャレンジだよねってこと。

これは自分の役割(出番)を知る為に、
大事なことなのだと
いうことを教えてくれます。
ちなみにこのカードの次にくる
「棒の6」では
「これが私の理想だ!出番だ!」というものを掴む
カードになります。
7ではその理想(出番)のために奮闘し、
8ではその理想(出番)を世界と統合し変化を起こします、
9ではその理想(出番)を守り、
10で全てを背負って未来に歩き始めます。

棒の10↓

おもしろいのは・・・
10ではじめて、理想や情熱だけでは、
「具体化」というものは難しいというオチがあるってこと。
だって舞台だからね。
棒以外のものだって必要なワケね。
それでも、まずは
「私の理想ってなんなのか?」を知る為に
色々試すことってのも必要なのでしょうね。

だから、楽しめば良いのだと思います。

たとえば半年先に自分が主役の演劇の舞台があるとして
それまでに、役作りをするってことかな。
どんな主役をどんな衣装で
どんな配役で、脚本で
どんな情熱で演じたいか?
って、色々試してみないとわかりませんよね。
って事なのだと思うのでした。

自分の役割(出番)なんてないというあなたへ・・・

自分を探すのではなく、試す。

がヌケミチです。


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