【あと少しの自信や勇気が欲しいあなたへ】タロットに聴く人生のヌケミチ「棒の1」11/78
はじめてこのブログを読まれる方はこちらもご覧くださいね。
そんなこんなで今日の語るカードはこれです。
「ワンド(棒)の1」「火の1」です。
毎日偶然引き当てた1枚を語ります。
※「私のど真ん中でよみ語る」とは?・・・
カードの歴史的知識だけではなく、そこから自分の人生と照らし合わせたときに浮かび上がってくる私だけの真実をもとによみ語ることをいいます。
火は物事を起こす際に最初にあるキッカケのエネルギーでもあるので、このカードは「はじまりのはじまり」な感じです。
私は個人的にとても好きなカードです。
「やるぜっ!」ってな空気感が伝わってくるようです。
そして思い出しました。
人は何か現状を変えたいと思って行動をしますが、その時、勇気や自信を持って行動したいですよね。
私を含め、多くのご相談にみえるかたが
「まだ自信がないのでやりたくてもなかなか・・・」という言葉を発せられます。
確かにある程度の自信があったほうが、スタートしやすいし、安心なんですけどね。
はじめてのことだとすれば、自信や勇気ってのがないのが自然だと思います。
だから、いっそのこと、
勇気や自信なんて最初の一歩の時には持つ必要はない
って考えた方が良くないかな?
っておもうわけです。
だから最初に「最初の一歩を踏み出す」為のヌケミチがあるとするなら、
「勇気や自信がなくても、
一歩踏み出しても
大丈夫なことを知る」
しかないやんとおもいます。乱暴だけどね。
逆にいうと「一歩踏み出さないと大丈夫なこともわからない」ってことになるので、どっちにせよ勇気や自信が出来るまで待つってのは得策じゃないような気もします。
勇気や自信がなくても、「きゃーーーこわーい」って思いながら
えいっ!って一歩を踏み出してみる。
そして次の展開が来たらまた「えいっ!」って一歩を踏み出す。
そうやって「えいっ!」「えいっ!」ってやっているうちに
もちろん「こりゃだめだ」の時もあるけどね。
そして、それこそ本当の自信に繋がっていきます。
でもこの「えいっ!」を経験する前に、自信や勇気を「持とうとすると」勇気や自信の出所を考えちゃいますよね。自信や勇気を持つための理由探しをし始めます。
でね、だいたい下記のような理由が出てきます。
・○○さんが出来るっ!って背中押してくれたから。
・今まで上手くやって来たから今度も大丈夫
・もし失敗したら、次はこうやってみよう
・運気が良いから
とか、うまいこと探すことも出来ます。
でも、ここで落とし穴があります。
理由が見つからない場合もあります。
また見つかれば見つかるほど「もっと根拠を集めないと!」と思ってしまい、考えている内に「えいっ!」と一歩踏み出すタイミングを失ってしまう。
ってこともあります。
『大好きなあの子に告白したい」と思ったとしましょう。
でも、告白しても大丈夫な理由をまず探しますよね。
・オレこれまでもモテてるし大丈夫
・あの子もオレのことに気がありそうだし大丈夫
とかとか。
それが悪いワケではないのだけど、あまりにも理由探しをしすぎると、初心であった「あの子が好き!」っていう「火」を見失う場合があります。
いつのまにか「あの子が好き!」より「傷つくのが怖い」がメインになったりして、そもそもなんだったの!となったりします。そうこうしている内にあの子は彼氏創っちゃったりしてね・・・。
まあ、そんな感じで、このワンドのエースは人の気持ちでいうと「一番最初に起こること」だったりします。
「あの子が好き!」ってなエネルギーかな。言葉で説明しづらい「きっかけ」のエネルギーです。自分を変化させる発火ポイントです。
ただこの「火」は持続力がないのが難点。
もちろん何かを決断して、はじめるってのは勢いだけでは無理だけど、「鉄は熱いうちに打て」ってのもあるぐらいなので、発火している内だけ「えいっ!」ってのが出来ちゃうんだと思っていた方が良いです。
よくチャンスの神様は前髪しかないといいますが、チャンスの神様が現れるのが一瞬と感じるのは、自分の心自体の発火ってのもそうそう長く続くモノではないからだと思います。(鉄は熱いうちに打てといわれるように)
てなわけで・・・
「これや!」って思ったこと、
心に火が付いたな!と思った瞬間は
心の発火を見逃さないことも大事ですよね。
そして、もし現状を変えたい場合は、過剰に自信や勇気の根拠を探すことなく飛び込んでみることも私は大事だなと思います。探しすぎるとなんか鉄が冷めちゃう。
だからおもうんです。
そもそも、最初の一歩に自信や勇気はなくて良いんじゃないかと。
未知の世界に飛び込むとき、
今までとは違った行動をしたいとき、
変化したいとき、
世界を広げたいとき、
このワンドの1は、
「最初の一歩は手ぶらで良いよ。なにも手の中になくて良いんだよ」
と、私の背中を押してくれます。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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