【自己探求】5.牛と通じ合った!(牧牛 ぼくぎゅう)

恐らく、私を含め忘れかけていた連載・・・
「十牛図」を勝手にイツミ的に解説・・・。
(本格的な解説は数ある書籍をご覧下さいね。)
そうそう、その十牛図ネタですが・・・
復活します。
十牛図(じゅうぎゅうずとは?)
→禅の悟りに至るまでを「牛を探す」ということになぞらえ描いた図です。

詳細はコチラを見てね。

過去の記事は↓です。


おうし座自己探求「十牛図」に学ぶ
シリーズのブログ記事
「1.牛を探す」
「2.牛の足跡見ーつけた!」
「3.牛のお尻見ーつけた!」
「4.牛ゲットです!」


今日は 5.牛と通じ合った!(牧牛 ぼくぎゅう)」いってみます!
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。
4枚目の「牛ゲットです!」で、牛を捕獲した彼は、
牛と共に歩き始めましたよ・・・。
手に入れたモノを「本当に自分のモノ」にしていく段階です。
身近なことで考えてみましょう・・・。
なんらかの目標を達成した状態から、しばらく経った状態が「牧牛」ですね。
例えば「資格試験に合格した」
「彼氏が出来た」
「結婚した」
「実績を上げることが出来た」
てな感じでしょうか。
さて、しかし・・・
「そこからどうする?私!」って場面ですね。
・自分の実力もわかった。
・がんばれば出来ることもわかった。
・恐らく欲しいモノであろうものを手に入れることが出来た。

で、どうする?
で、満足か?
で、次は?
本当にこの牛で良かったの?
なーんて、思ったりして・・・。
そうなんです。
自分の本質と向き合うのは
実は何かをゲットしてからなのかもしれません。
そのくせ、牛を手放すことは出来ないんです。
どうすればせっかく捕まえた牛を安全に
持ち続けることが出来るか・・・
考えることもしなきゃいけません。
目標を達成して手に入れたかったモノはなんなんだろう?
そういう疑問が生じて初めて、
人は「自分の本当に欲しいモノ」
に気付くのかもしれません。
また、本当に欲しいモノかどうかわからない。
それでも人は追いかけてしまう生き物なのかもしれません。
追いかけることをしたかっただけなのかもしれません。
試しに手に入れてみて、初めて「欲しくなかった」
ことに気付くのかもしれません。
試しに手に入れてみて、初めて「どんなに欲しかったか!」
ということに気付くこともあるでしょう。
でも、どっちかわからない。
どっちかわからないから、
牛を手放すのが怖いのかもしれないな・・・。
今はまだ後ろからちゃんと牛が着いてきてくれているか
気になって仕方がない様子です。
そして、
ここからが「たましいとの会話」が始まります。
そう、
「どうすればもっと自由になれるんだろう!?」
「牛をつれて歩くにしても、もっと楽に出来ないのか!?」

なーんて、自問自答します。
楽になりたいんです。
もっと「こうじゃなきゃいけない」っていう自分から
解放されたくなってきました。
牛を捕まえたのは自分だけど、
牛があってもなくてもいい・・・
そう思えたらとても自由なんではないか?
ってことに気がついたかもしれません。
そうして、次の絵に続くのでした・・・・
次の絵は、
6、牛に乗って帰ろう。 (騎牛帰家 きぎゅうきか)
です。
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