タロットのステキな解釈シリーズ(多分シリーズ化)

こんばんはー♪

心理セラピスト、心理タロットのかげしたです。

さて、今日はタロットの通信講座の受講生様で

「おおっ、この解釈すてきー♪」というのが
ありましてですね、
このブログをご覧の、
タロット学び中の皆様へご披露です。

ちゅうか、タロットの通信講座、地味ながらもチカラはいっております!

その内の一つのカード展開法をご紹介しつつ、
そのステキな解釈をご紹介です。

この通信講座では一ヶ月に1回課題をお送りいただきますが
その課題です。


クリックすると大きくなります↓

行動指針をみる展開法ですが、
大アルカナ22枚を使用して
1,2,3,4と4枚展開します-。

1枚目・・・もはや重要ではないこと
2枚目・・・すでに達成したモノ
3枚目・・・後押ししてくれるもの
4枚目・・・受け入れるべき変化

といった感じです。

とある受講生Aさんはこの展開法のテーマを

「仕事における私の行動指針」についてとして展開されました-♪

で、展開されたカード達はこんな感じでした。↓

さて、みなさまならどう解釈されますか?





で、受講中のAさんの解釈をご紹介です。
私の添削もご一緒に掲載しますね。

私が感動したのは
「大アルカナ」って結構解釈の幅が広くて
言葉にするの結構難しかったりします。

・・・にも関わらず大アルカナらしく
ボリュームのあるふかーい解釈だな-と思いました。

(Aさん掲載のご快諾ありがとう!)

ではご披露!


【添削課題5-1】課題
▼行動指針を観察するテーマ
「仕事における私の行動指針」について



▼展開されたカードとその解釈



1枚目「太陽の逆位置」


受講生Aさんの解釈・・・
理想を象徴する赤い旗が逆さまになっています。
このことから理想の状態でないことがわかります。
わたしにとってもはや重要でないことは、
新米管理職として実力が発揮できない状態なため管理職として認めてもらう、
もらえないということはもう重要ではないということをあらわしています。

他人軸の評価はもう重要でないということです。
他人軸評価から開放されたとき初めて、自分の管理職としてのありかたに気がつくように感じます。


<講師より>
すばらしく洞察力のある解釈だと思います。
「太陽」は良くも悪くも「表立ったこと」を象徴するカードです。
「明らかになっていること」「公になっていること」といった象徴ですね。
ですので、すなわち「他人軸の評価」「公の評価」と捉えることが出来ます。

またそこまでに至る発想が「赤い旗」から出てきていますね。
旗の象徴は「属性」だったり「役割」だったりしますので、Aさんにとっては「管理職」という役割かもしれませんね。

そのカードが逆になっているので「他人軸評価から開放」という表現がまさにピッタリだと思いました。


2枚目「女教皇の逆位置」
受講生Aさんの解釈・・・
カードの番号は2です。2という数字はバランスをあらわします。
逆位置ということでバランスが取れていない状態であることがわかります。

わたしが仕事においてすでに達成し得たものは、管理職として認めてもらわないといけない。

わたしは管理職よ!というプライドの高さは時として裏目に出るということに気づいたことです。

管理職だからこうあらねばならないという先入観や偏見などによって、判断のバランスをくずし物事の本質を見誤るということを学びました。

ここでも他人の評価ではなく、他人の意見ももちろん参考にはするが自分の心に感じる感覚を信じ考えることが大切だということを学びました。

<講師より>
「管理職としてのプライドは持たなくても良いよ。責任感や役割に縛られなくて良いよ」というメッセージが浮かんできました。

Aさんの解釈もそんな感じだと思います。

役割の「顔」も大切ですが自分の本当の顔も大切にしましょうねーといった感じでしょうか。

そして自分らしくあろうと思ったとき少なからず「葛藤」は起こるモノなのでしょうねー。その葛藤もあって良いモノですよ・・・といってくれているような気もしました。

-----そして、ここまでの2枚はもうクリアしてきましたよー!次に進みましょう!というメッセージでもありますね。




3枚目「力の逆位置」

受講生Aさんの解釈・・・

太陽の逆位置、女教皇の逆位置が告げる私へのメッセージもふまえて前進のヒントは力の逆位置です。

力の逆位置は、精神力が弱かったり自己コントロールができない状態であることをあらわしています。自分には責任が重すぎる、もうできない、無理と思い込んでしまっていませんか?

また立場を利用して、部下を力ずくでコントロールしようとしていませんか?と問いかけているようです。

自己信頼すること、他人軸から脱却すること、自分の度量不足、忍耐不足に気づくことが前進するためのヒントです

気づいて行動が変わって初めて内なる力が発揮できることをあらわしています。

<講師より>
私個人的なカードへの思いですがこの「力」というカードは信念というカードだと思っています。

つまり、今後Aさんの心の中で信念を試されるようなこと、確立していくようなことがあるのかなーと思いました。そしてしばらくはそこで色々試行錯誤をされるのかもしれませんね。

でもそうやって自分なりの仕事や役割に対する信念のようなモノが確立されていくのだと思います。

自己信頼もテーマになってくるでしょうね。

心理的にいうと「力づくでコントロールしてしまう」という行動は自分自身の恐れから起こるものであると捉えます。親子関係といった上下関係によく見られることでもありますね。

よく自分の思い通りに子供を育てたい親というのが問題になりますが、あれは親が「この子が失敗するのが怖い」という自分自身に起こっている恐れからおこしているコントロールだったりするものです。

ご自身の不安、恐れと直面すると一時は嫌な気分になりますが、もしかするとスッキリするのかもしれません。

>力の逆位置は、精神力が弱かったり自己コントロールができない状態であることをあらわしています。
>自分には責任が重すぎる、もうできない、無理と思い込んでしまっていませんか?

この状態をどうにかしよう!とがんばりすぎるのではなく、「それでも私は私」と認めてあげる事が信念を確立する事へと繋がるのかもしれませんね。





4枚目「法王の逆位置」

受講生Aさんの解釈・・・
3枚目のカードで前進するため必要なことがわかりました。次にそれらを実行した結果起こるであろう変化があります。

4枚目のカードはそれら受け入れるべき変化についてあらわしています。。

法王の正位置は秩序を重んじ、客観的なアドバイス(指導)ができることをあらわします。そのカードが逆ということは、客観的なアドバイス(指導)が困難であることをあらわしています。

他人軸から脱却し、自分を信頼して決断することで客観的なアドバイス(指導)ができないのかもしれません。

仕事をしていく中で現状を変えたい、解決したい問題が発生してもどうしたらいいのかわからない、自分が信じている価値観、判断が通用しない、適切な指針が得られない状態が起こるかもしれません。

今後は、管理職だから一人で決断しなければならないという考えを捨て、自分軸を持ちながらも、周りの意見も聞きリーダーシップをとることが大切だと感じました。。

リーダーは一人でなれるものではありません。周りのみんながいてくれるからこそリーダーでいられる。

人に意見を求めても、わからないことをわからないといっても何も問題はないという事がわかりました。

受け入れるべき変化としては、管理職としての考えかたを変える必要があるということです。

そうすれば、1枚目で捨て去った他人軸から脱却して得た自分軸を正しく活用できるように思います。


<講師より>

法王は「枠」「ルール」「社会性」です。
管理職というキーワードにもピッタリのカードです。
これは私の感覚ですがAさん自身が役割に捕らわれなくて良いと言うことかなーと思いました。

これまでの「管理職」という概念に縛られずにAさんらしい管理職というか、
役割を作っていくときなのかなーと思いました。
・・・ということは、Aさんの周りには、Aさんにとってお手本となる人はいないかもしれません。

Aさん自身が周囲にとって「私もAさんのような管理職ならやってみてもいいかなー」と思われるような・・・
そんなスタイルを目指されていくのではないか?と思いました。


以上です。

てか、私の添削いらないぐらいです。
てか、私が学んでいたりして・・・(笑)
講師ってお得です。

今、私自身リアル講座には講師として登板しておりませんが、
登板していた頃は、みなさんの解釈に

そうきたか!

と常々、感動しておりました。

通信講座は、こうして「文面」でやり取りをするのですが
文章で解釈をつむぐというのも対面セッションとは違って、又良いモノだなあと思いました。

その昔、サイトやメールで山ほど無料セッションをしていた頃を想い出しました。
(あれはあれで大変だったけどやりがいがあったなー!)

メールセッションなどをされている方に参考になるかなー?

そんな感じで「通信講座」の添削初公開でした~。

ぱちぱち!


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