【生まれることは怖い】 タロットに聴く人生のヌケミチ「月」39/78
こんにちは。
人生を変えるタロット講師・
心理セラピストのまゆちんです。
さーーーて、
「月」という真夜中のカードを
朝っぱらからひきました。
このカードは心理学でいう
「恐れ」をよく表してくれているなあ・・・
と思いますー。
「こわいっ！」って思った時
どう歩めばいいか？
教えてくれるカードでもあります。
人は怖い時って
「わからないもの」
「みえないもの」が怖いんですね。
お化けが怖いんじゃないんです。
「お化けがいたらどうしよう！」
ってのが「こわい」んです。
実際にお化けが出たら、
「ぎゃーーー」っていって
立ち向かうか、逃げるか？
そこには愛と勇気しかないのです。w
・・・というのがこのカードの
基本的な解釈につながるところです。
そして今日は私が思う「月」を綴ってみます。
基本的な解釈とは異なりますが
このカードを見ると「月」って
女性性を象徴しているからって
のもあるんですけどね。
生まれる前の赤ちゃんを想像するのです。
つまり子宮の中から生まれる前の
赤ちゃんの「恐れ」を
思い出すのです。
たぶんね、あの世から
このお腹にたどり着いて、
約十日月の間、暗いところで
視界というものを
ほとんど知らずに
ぬくっと過ごすわけだよね。
で、生まれるわけだけど。。。
明るい世界、
この世に出てくるって
ものすげーーーっ、
怖いと思うのよ。
怖いけど参道を進まずにはいられない・・・
なので、
赤ちゃんにとっては細い細い、
この月のカードの奥に続く
黄色い道が産道なのだと思う。
どんなに怖くても
どんなにしんどくても
赤ちゃんが外に出る事は
決まっているのよね。
さなぎが蝶になるのが決まっているように
外に出る事以外に選択肢はないんだよね。
こりゃ、私たちが
バンジージャンプするより
よっぽど怖い体験じゃないかって思う。
何があるかわからないし・・・
でも、
外に出るしかない
明るいところに出るしかないのね。。。
月のカードの両脇にある「柱」は
次元と次元を分ける境界線。
まさに「あの世」と「この世」のライン。
その境界線を越えて、
ずっと、ずっと黄色い道は続いているでしょう？
黄色はウエイト版では祝福の色。
つまり怖くても進んでいく事を
祝福しているんだよね。
怖くても、進みたいのなら、
進むことを魂が望んでいるなら
怖くても進んでいいんだ、
ってことなんだと思うんですよ。
怖いというのは自分の生命を守るために
必要な感覚。
その「怖い」が
発動しているってことは
その時点で、
あなたが本音で行きたいところがある
本音に触れていることが
あるってことなのね。
それも「浅っさい、本音」じゃなくて・・
命がけでもやりたいことなのかもしれないよ。
赤ちゃんが生まれる前のように
理屈では説明できない、
命がけで進みたいところがある
命がけで見たいものがある
ってことじゃないかな。
命そのものが望んでいること
じゃないかなと思うんです。
それを本音と言わずして
なんというのか・・・と思うのです。
< br>
「こわい」という感覚は、
とても忌み嫌われます。
行動を阻む元として
やっかいがられます。
しかし、じぶんの本音を
知らせてくれるセンサー。
そう考えると
自分を知る上で
とても大切な感覚であることに
気づきます。
私は自分の体験を振り返って、
多くの方の人生に寄り添ってきて
確信しています。
人は生まれる時、
命がけで自分と向き合います。
なのに、
こういうお仕事をしていると
「もう死にたい」
「消えてしまいたい」
「私なんて生きている価値がない」
というお声を聞くのも珍しいことではありません。
この方々、全てがそうとはいわないけど、
もしこういう感覚があったとしても
それはあなたが深い本音に
触れようとしているから
起こっているのだと、
伝えたいです。
「もう死にたい」
「消えてしまいたい」
は、浅っさい本音なんだよってこと。
でね、深い本音は、あなたがこうして
この世に生まれてきた時点で
もう決まってるんだって
思うのですよ。
もう一度言いますが、
人は生まれる時、命がけで自分と向き合います。
命がけで生まれてきました。
次に、誰かとつながるとき
じぶんを無防備に相手にさらす時、
じぶんを無防備に世界にさらす時、
同じような感覚を味わうんじゃないかと思います。
しかし、こわくても
人は生まれずにはいられないし、
人とつながらずにはいられないのだと思います。
じぶんを表現せずにはいられない、と思います。
本音で生きるって
こわいことなんだと、そう思います。
ヒトは、それでいい、と私は思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本気でタロット占い師になりたい方限定。
特別企画（残席５名）
1ヶ月で学ぶ、正統派タロットリーダー（占い師）養成講座
全５回の日程：10-17時・木曜日です。
（ in 兵庫県芦屋）
2016年 5/12・5/19・5/26・6/2・6/9
※第１日目のみの受講が可能です。
受講いただいたのち、
継続して全５回を受講されるかどうかを
ご決断いただくことができます。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
詳細・お申し込みは以下より
http://gts.kamikone.com/index.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ランキングにチャレンジしています
応援よろしくお願いいたします－。
金魚さんをポチッとおねがいいたします